マルドゥーン

マルドゥーンは現在のような競技化が進む前のグレコローマン式レスリングを学び、ニューヨーク市警に勤務していた1876年にプロとしての活動を開始した様だ。

当時はなんと、時間無制限で8時間、9時間という試合が当たり前!のように行われており、現在の制限時間制を導入したのがマルドゥーンとされる。

欧州グレコローマン王者を名乗ったアンドレ・クリスタルとアメリカン・カラー・アンド・エルボー王者を名乗ったジム・オーエンズを下し、自らプロフェッショナル・レスリング世界王者を名乗る。また現在のスポーツ新聞のようなものを出版して自分とライバル達との戦いのストーリーを掲載して人気を集め、全米レベルでのスター選手となる。

その後、プロボクサーのジョン・L・サリバンと異種格闘技戦を行う(サリバンを場外に投げ落とし反則負け)が、八百長試合を疑われる。同年に現役を事実上引退し、私生活では親友だったサリバンのコーチに就任。ボクシングのクインズベリー・ルールの発展に尽力した。その後はジャック・デンプシーなどのコーチも務める。

それにしても、8時間も9時間も試合できる方も凄いが、観てる方も相当凄いな。