西部山口線

もともとは、1950年(昭和25年)に開業した多摩湖ホテル前駅とユネスコ村駅を結ぶ単線「おとぎ線」を走る「おとぎ列車」という名称の遊戯施設で軌間762mmの「軽便鉄道」だった。

1952年(昭和27年)に「おとぎ列車」を地方鉄道法に基づく地方鉄道に転換、「山口線」と改称した。おとぎ列車の名はその後も用いられた。運賃は西武鉄道の他の一般鉄道路線とは別建てで、大人片道200円、子供片道100円で、営業時間は9:30から17:30まで。当初は蓄電池機関車(バッテリーロコ)だけだったが、1972年(昭和47年)に日本の鉄道100年を記念して蒸気機関車の運行を開始し、平日は蓄電池機関車、冬季以外の休日は蒸気機関車が走っていた。蒸気機関車の交代を前にして1976年(昭和51年)に運行を休止してトンネルの切り通し化や架道橋の架け替えなどの改修を行なって路盤強化を図った結果、それまで運行されなかった蒸気機関車の重連運転も行なわれるようになった。