5月病を防ぐ連休の過ごし方

楽しいはずのゴールデンウィークに、心が沈む人もいる。
たとえば、「クリスマスは『身を切るような苦しみの時期』英国人男性の半数が訴える」という調査があるそうだ。「クリスマスうつ」という言葉もある。
欧米ならクリスマス、日本ならお正月が一番家族が揃う楽しい時期だろう。なのに自分は寂しい状態にあると感じると、抑うつ気分が強くなる。同じことが、みんなが楽しそうにしているゴールデンウィークにも起こるそうだ。
ゴールデンウィークだからと言って、日本人全員が楽しく過ごしているわけではない。しかし報道を見ていれば、いかにも楽しそうな人たちであふれている。そんな幸せそうな人たちと自分を比較して、気持ちが沈む人、うつっぽくなる人がいるのだ。
新生活がスタートして疲れがたまっている人もいるだろう。疲れているときには休むべきだが、本格的なうつでないなら、休めばいいわけではない。多くの体の疲れは、夕飯を食べ、風呂に入り、ぐっすり眠れば翌朝にはなくなる。しかし疲れ切っているときには、疲れているはずなのに食欲がなく、夜も眠れなかったりする。私たちの疲れの多くは、心の疲れなのだ。
心の疲れを取るためには、ゴールデンウィークに活動するといいそうだ。まず、「寝だめをしない」こと。疲れているからと言って、昼まで寝るような生活をしていては体内時計が狂ってじさぼけじょうたいになってしまう。
次に体を動かすこと。運動は体の調子を整えるだけでなく、心の調子を整え、幸福感を高める。スポーツをしているときには、行儀に集中するので自分のことを考えすぎることも防いでくれる。
スポーツが苦手でも、散歩だけでも効果があるそうだ。公園のベンチでのんびりするだけでも、部屋のカーテンを開けるだけでも、日の光を浴びることはうつ病の治療法としても効果があるのだという。
他にも音楽を聴いたり、読書をしたり、映画を見に出かけることもいいそうだ。家族や友人と交流することも大切だ。
ストレスをためないように発散し、適度に休み、適度に活動することが5月病を防ぐのに効果的なようだ。